農地・山林流域の洪水緩和におけるため池の寄与 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.700-701 , 2006

発表番号 7-18

Evaluation of Contribution of an Irrigation Pond to Flood Mitigation Function in a Basin Consisting of Farmland and Forest

HORINO Haruhiko [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
KAMEI Masaki [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]
NAKAGIRI Takao [Graduate School of Life and Environmental Sciences, Osaka Prefecture University]

農地・山林流域の洪水緩和におけるため池の寄与

○堀野 治彦 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
亀井 真咲 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]
中桐 貴生 [大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科]

大阪府岸和田市の農業ため池流域を事例として,洪水緩和率や流域全体あるいは地目別の貯留量などを指標に,ため池の存在やその空き容量の有無が洪水緩和効果に及ぼす影響を議論した.これまでため池単体で評価されることの多かった洪水緩和機能を流域全体の中で位置づけ,その関わりを統合的に評価したところ,ため池は面的な観点からすると非常に効率的な防災施設にもなっており,取水管理が重要であることが示された.

Keyword: 洪水緩和, ため池, 貯留量
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