棚田ライシメータにおける管理条件の異なる水田の洪水流出特性の比較 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.704-705 , 2006

発表番号 7-20

Runoff change caused by abandoned cultivation in rice terrace lysimeter

Yoshimura Akiko [National Agricultural Research Center for Western Region]
Fukumoto Masato [National Agricultural Research Center for Western Region]
Shimazaki Masahiko [National Agricultural Research Center for Western Region]

棚田ライシメータにおける管理条件の異なる水田の洪水流出特性の比較

○吉村 亜希子 [近畿中国四国農業研究センター]
福本 昌人 [近畿中国四国農業研究センター]
島崎 昌彦 [近畿中国四国農業研究センター]

棚田ライシメータにおいて,耕作放棄時の流出量の観測を行い,これまで行った灌漑期・非灌漑期の観測値と比較することによりその流出特性を明らかにし,また流出モデルでの再現性の検討を行った。その結果,棚田ライシメータでの観測結果から耕作を放棄した水田では降雨の浸透割合が多く,これらは土層内に一時貯留されることなく地下流出の増加に寄与していること,モデルの再現性は耕作時と比較すると低いことが明らかとなった。

Keyword: 耕作放棄, 中山間地域, 流出特性
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