無植生畑地における浸透能の長期変化を考慮した水収支の試算 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.718-719 , 2006

発表番号 7-27 

Trial calculation of water budget in no vegetation plots with consideration of long-term change of infiltration capacity

Tomijiro Kubota [National Institute for Rural Engineering]
Takao Masumoto [National Institute for Rural Engineering]
Takeo Yoshida [National Institute for Rural Engineering]

無植生畑地における浸透能の長期変化を考慮した水収支の試算

○久保田 富次郎 [農村工学研究所]
増本 隆夫 [農村工学研究所]
吉田 武郎 [農村工学研究所]

これまで,畑地帯の圃場管理が地下水涵養や洪水緩和に及ぼす影響の定量化は十分ではなかった。そこで,耕耘方法やマルチ被覆など人為的に制御可能な地表面の管理が水収支に与える影響について,浸透能の長期変化を考慮した数理モデルで検討した。年間の水収支では,流出率で深耕が3%,標準的耕耘が9%であったのに対して,マルチ被覆では45%となるなど,地表面の管理によって流出率に大きな差が生じることがわかった。

Keyword: 水収支, 営農管理, 浸透能
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