海岸帯水層における止水壁設置後の塩分動態に関する研究 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.730-731 , 2006

発表番号 7-33

Experimental and Numerical Studies on Salt Movement in Subsurface Dam

FUJIYAMA So [Graduate School of Agriculture, Kagoshima University]
MOMII Kazuro [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
NAKAGAWA Kei [Faculty of Agriculture, Kagoshima University]
SHOJI Junichi [NPO Mura-Kobo K]

海岸帯水層における止水壁設置後の塩分動態に関する研究

○藤山 宗 [鹿児島大学大学院農学研究科]
籾井 和朗 [鹿児島大学農学部]
中川 啓 [鹿児島大学農学部]
小路 順一 [NPO ムラ工房 K]

本研究では,海岸帯水層における塩水侵入阻止型および流出抑制型地下ダム建設後の塩分動態に関する基礎的知見を得るため,室内実験および数値計算による検討を行った.塩水侵入阻止型においては,貯留域内の残留塩分は陸側からの淡水の流れによる洗い出し効果により,消失することを明らかにした.また,流出抑制型においては,止水壁設置位置が塩水侵入域内である場合,塩水侵入抑制効果があることを明らかにした.

Keyword: 塩水侵入, 地下ダム, 室内実験
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