億首川マングローブ林内における林内地形と土粒子および有機物の表層堆積との関連性 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.776-777 , 2006

発表番号 7-56

Relationship between Topography and Sedimentation of Soils and Organic Matters in the Mangrove Forest of Okukubi River

Kimura Eri [Graduate School of Agriculture,University of the Ryukyus]
Sakai Kazuhito [Faculty of Agriculture University of the Ryukyus ]
Yoshinaga ansyun [Faculty of Agriculture University of the Ryukyus ]

億首川マングローブ林内における林内地形と土粒子および有機物の表層堆積との関連性

○木村 江里 [琉球大学大学院 農学研究科]
酒井 一人 [琉球大学 農学部]
吉永 安俊 [琉球大学 農学部]

沖縄での赤土等の海域までの到達量を評価するにはマングローブ林内における物質収支の把握が必要である。そこで林帯測量,粒度及び強熱減量試験を行った結果,林内では潮汐流が往復する水みちが形成されており,その水みちでの潮汐による冠水時間が長いほど微細粒子や有機物が堆積しやすいことが認められた。つまりマングローブ林内での物質収支の把握には潮汐によって起こる水の流れに着目することが重要であることが認められた。

Keyword: マングローブ, 物質収支, 微地形
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