透水係数分布同定時の観測更新感度向上のための地球統計補完地下水モデル利用法 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.800-801 , 2006

発表番号 8-3

Proper Use of Geostatistics-complemented Groundwater Model to Improve Observation-updating Sensitivity in Identifying Distributed Permeabilities

Hamaguchi Toshio [DPRI, Kyoto University]
Kojiri Toshiharu [DPRI, Kyoto University]
Nakakita Eiichi [DPRI, Kyoto University]

透水係数分布同定時の観測更新感度向上のための地球統計補完地下水モデル利用法

○浜口 俊雄 [京都大学防災研究所]
小尻 利治 [京都大学防災研究所]
中北 英一 [京都大学防災研究所]

本研究では,地下水モデルの透水係数分布同定において未知数が観測数よりも多い条件を改善すべく,地球統計補完地下水モデルの利用を提案した.同モデルから得た疑似観測データの導入により,部分的に観測更新感度の低い区域も他と同じ高感度になり,かつ,一意性があって推定精度の高い分布同定結果を得られるようになることが数値実験を通してわかった.本提案は分布同定について秀逸な手法の一つであると確認できた.

Keyword: 透水係数, 地球統計学, 同定
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