常願寺川横江頭首工の改修における基礎地盤の浸透流特性と浸透破壊安定性(その2)―本設グラウト止水壁及び副堤一体化の効果― (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.848-849 , 2006

発表番号 8-27

Seepage flow and seepage failure of subsoil under the Yokoe Barrage in Joganji River (No.2) -Effects of grouting cutoff wall and unification of secondary barrage-

Tanaka Tsutomu [Kobe University]
Yokoyama Toyoaki [Kobe University]
Inoue Kazuya [Kobe University]

常願寺川横江頭首工の改修における基礎地盤の浸透流特性と浸透破壊安定性(その2)―本設グラウト止水壁及び副堤一体化の効果―

○田中 勉 [神戸大学 農学部]
横山 豊彰 [神戸大学 農学部]
井上 一哉 [神戸大学 農学部]

横江頭首工改修工事における基礎地盤について, 本設グラウト止水壁及び副堤一体化の効果を考察し次の結論を得た。(1)基礎地盤の浸透破壊に対する安全率は, 最初, 本堤と副堤が分離しており止水壁なしのときには2.048とやや小さいが, 最終的な状態(本設止水壁のみ考慮)に対して, 本堤と副堤が分離している場合5.049, 副堤が本堤と一体化した場合11.005(一体化しない場合の2.180倍)となる。(2)グラウト止水壁は基礎地盤の浸透破壊安定性に大きな効果がある。

Keyword: 浸透破壊, 頭首工基礎地盤, 事例解析(成功事例)
GET PDF=06/06008-27.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)