斜杭の引抜き抵抗力の解析における地盤反力の検討 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.924-925 , 2006

発表番号 9-4

Consideration of Subgrade Reaction on Pullout Resistance Analysis of Batter Piles

Kimata Takashi [Graduate School of Life and Environmental Sciencies, Osaka Prefecture University]
Inoue Takashi [Graduate School of Agricultural and Biological Sciencies, Osaka Prefecture University]
Yousuke Kudo [Graduate School of Life and Environmental Sciencies, Osaka Prefecture University]

斜杭の引抜き抵抗力の解析における地盤反力の検討

木全 卓 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]
○井上 卓 [大阪府立大学大学院農学生命科学研究科]
工藤 庸介 [大阪府立大学大学院生命環境科学研究科]

著者らはこれまで,温室用基礎への斜杭の解析に向けて斜面上深礎杭理論の斜杭基礎への適用可能性を示してきた。今回は地盤反力の見直しの結果,杭長と傾斜角の選定の重要な指針となる新たな知見がえられた。極限地盤反力へのBromsの解の適用可能性,根入れ深さが杭長の15倍程度があれば解析値と実験値の傾向が合致することである。さらに,土被りに応じて地盤反力係数を逓減させる手法も適していることもわかった。

Keyword: 斜杭基礎, 数値解析, 地盤反力
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