生業システムからみた水田利用の多様性−雲南国境地帯の棚田を事例として− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.24-25 , 2006

発表番号 企画4-02

Subsistence system characterized with diversified utilization of paddy fields: an observation in remote Yunnan, China

Nishitani_Masaru [ National Museum of Japanese History]

生業システムからみた水田利用の多様性−雲南国境地帯の棚田を事例として−

○西谷 大 [国立歴史民俗博物館考古研究系]

中国雲南省の者米谷では、9つの民族が雑居する。各民族は棚田を作ることでは共通するが、それぞれ多様な生業システムをもっている。その要因は生態的な環境の違いだけでなく、定期市によって各民族の生業戦略の差別化が促進されたことにある。者米谷の水田利用の多様性は、各民族の生業戦略が深く関係していると考えられる。

Keyword: 生業システム, 生業戦略, 交易
GET PDF=06/06S04-02.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)