相対湿度が水滴接触角と水滴浸入時間に及ぼす影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.192-193 , 2007

発表番号 (1-22)

Effects of Relative Humidity on Sessile Drop Contact Angle and Water Drop Penetration Time

D.A.L. Leelamanie [United Graduate School of Agriculture, TUAT]
Yoshida Aya [Ibaraki University]
Karube Jutaro [Ibaraki University]

相対湿度が水滴接触角と水滴浸入時間に及ぼす影響

○D.A.L. Leelamanie [東京農工大学大学院連合農学研究科]
吉田 綾 [茨城大学農学部]
軽部 重太郎 [茨城大学農学部]

相対湿度が上昇すると水滴接触角が大きくなり、水滴浸入時間が増大した。接触角と水滴浸入時間の関係は相対湿度が変化しても一定であった。土壌表面自由エネルギーが水の表面張力より高いとき、水滴浸入時間が1秒以下になった。水蒸気吸着は疎水性有機物添加量にではなく相対湿度によって変化した。砂質土の撥水性は、疎水性有機物で完全に被覆されたときでも相対湿度の上昇と共に増大した。

Keyword: 撥水性, 相対湿度, 接触角
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