水田の水利用形態が生態系に及ぼす影響評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.326-327 , 2007

発表番号 (2-26)

Evaluation of the paddy irrigation effect on the preservation of ecosystem

Mitsumasa Anan [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu University]
Kozue Yuge [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Yoshisuke Nakano [Faculty of Agriculture, Kyushu University]
Yutaka Oohira [Kyushu Environmental Evaluation Association]

水田の水利用形態が生態系に及ぼす影響評価

○阿南 光政 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
弓削 こずえ [九州大学大学院農学研究院]
中野 芳輔 [九州大学大学院農学研究院]
大平 裕 [財団法人 九州環境管理協会]

水田の利用形態が生物の生息環境に与える影響を評価するため,土地利用形態の異なる水田3筆について,生態系調査を実施した.調査結果から,湛水休耕田は日射,水温等の条件が生物にとって有利であり,生物の生息空間を形成するために有効な土地利用形態であることが確認された.湛水状態の休耕田が生物の生息拠点となり,これらの地点が農村地帯に点在していることで,生態系ネットワークを形成することができると考えられる.

Keyword: 水田灌漑, 土地利用計画, 生態系
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