各地事例における冬期湛水田の水深管理方針とその水利条件 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.436-437 , 2007

発表番号 (3-23)

Review of water depth management policy of winter flooding paddy and the condition of water supply

MINETA Takuya [Natural Institute for Rural Engineering]
ISHIDA Kenji [Natural Institute for Rural Engineering]
ITOH Toyoaki [Graduate School of Agricultural Science, Tohoku University ]

各地事例における冬期湛水田の水深管理方針とその水利条件

○嶺田 拓也 [農村工学研究所]
石田 憲治 [農村工学研究所]
伊藤 豊彰 [東北大学大学院]

冬期湛水による効果の発現には適切な水管理が必要と考えられるため、春草抑制、夏草抑制、冬鳥の保全、水田生態系の再生の各目的を主眼に置いている事例の水管理の形態をヒアリングした。春雑草の抑制や冬鳥の保全を目的にした場合、収穫直後からの湛水が必要であり、コストをかけて排水路などから強制的な取水も見られた。一方、夏草抑制や通年湛水のビオトープ型では、灌漑期の深水管理が可能な安定的な水利環境が必要である。

Keyword: 冬期湛水, 水深管理, 水利条件
GET PDF=07/07003-23.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)