メダカの生息場選好性の定量化手法に関する一考察 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.502-503 , 2007

発表番号 (4-15)

Approaches in habitat preference evaluation for Japanese medaka (Oryzias latipes)

FUKUDA Shinji [Institute of Tropical Agriculture, Kyushu University]
OKUSHIMA Shuji [National Institute for Rural Engineering]
HIRAMATSU Kazuaki [Faculty of Agriculture, Kyushu University]

メダカの生息場選好性の定量化手法に関する一考察

○福田 信二 [九州大学熱帯農学研究センター]
奥島 修二 [(独)農村工学研究所]
平松 和昭 [九州大学大学院農学研究院]

著者らは,農業用水路に生息するメダカの生息場選好性をフィールド調査の結果に基づき定量化した.その際,ファジィ選好強度モデルのパラメータ決定において,複数の異なる定量化アプローチを採用し,得られた評価結果から各手法の妥当性について比較・検討した.その結果,メダカの生息場選好性には環境因子間に非線形的な相互関係があることが示唆されており,因子複合法についてより詳細な検討が必要であると考えられる.

Keyword: 生息環境評価, 生息場選好性, ファジィ生息場選好性モデル
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