重粘土転換畑における地表及び暗渠排水中の硝酸態窒素量 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.690-691 , 2007

発表番号 (5-50)

Nitrate nitrogen in drainage and underdrainage water from upland field converted from paddy field having heavy clay paddy soil

TANIMOTO Takeshi [National Agricultural Reserch Center]
ADACHI Kazuhide [National Agricultural Reserch Center]
YOSHIDA Shuichiro [National Agricultural Reserch Center]

重粘土転換畑における地表及び暗渠排水中の硝酸態窒素量

○谷本 岳 [中央農業総合研究センター]
足立 一日出 [中央農業総合研究センター]
吉田 修一郎 [中央農業総合研究センター]

北陸地域に広く分布する重粘土水田を転換畑として利用する場合には、暗渠排水や排水小溝などの排水改善が行われる。その際、排水改善により土壌養分の溶脱が促進され、土壌の肥沃度が低下することが考えられる。本研究では、転換年数と排水改善対策の異なる転換畑3筆を選定し、排水に伴う硝酸態窒素の流出量について検討した。その結果、硝酸態窒素の流出量は転換期間が長く、より排水改善することで増加し、表面排水より暗渠排水からの流出が多くなるという結果が得られた。

Keyword: 地表排水, 暗渠排水, 硝酸態窒素
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