湛水水田を想定した野外浸透ポットにおける脱窒速度 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.710-711 , 2007

発表番号 (5-60)

Denitrification Rate in Percolation Pots Imitating Paddy Field

SHIOZAWA Sho [The University of Tokyo]
KAWAHARA Reiko [The University of Tokyo]
NAKAJIMA Masashi [The University of Tokyo]
YOSHIDA Koshi [The University of Tokyo]

湛水水田を想定した野外浸透ポットにおける脱窒速度

塩沢 昌 [東京大学]
川原 麗子 [東京大学]
中島 将志 [東京大学]
○吉田 貢士 [東京大学]

浸透速度を制御した野外浸透ポットで、浸透量、供給窒素濃度を変えて、夏から冬にかけて脱窒速度の長期測定を行った。供給N量(=浸透量×TN濃度)が過剰でなければ、脱窒速度は供給量に比例し供給量の90%以上が脱窒されたが、脱窒速度の最大値RMAXを越えると脱窒速度は低下した。これは、浸透量の増加が溶存酸素の土中への供給を増加させ、有機炭素が酸素で分解されて不足するため、と考えられる。

Keyword: 脱窒, 窒素濃度, 浸透量
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