コンクリート水路における骨材露出に関する基礎研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.760-761 , 2007

発表番号 (6-24)

Fundamental study on exposed coarse aggregate of concrete channel

SATO Shushi [Faculty of Agriculture, Kochi University]
OGATA Hidehiko [Faculty of Agriculture, Tottori University]
BAN Michikazu [Faculty of Agriculture, Kochi University]
NONAKA Tsuguhiro [Faculty of Life and Environmental Science, Shimane University]

コンクリート水路における骨材露出に関する基礎研究

○佐藤 周之 [高知大学 農学部]
緒方 英彦 [鳥取大学 農学部]
伴 道一 [高知大学 農学部]
野中 資博 [島根大学 生物資源科学部]

コンクリート水路の老朽化の一因となる骨材露出に焦点を当て,その劣化性状解明のための基本的な考え方をモデル実験を通して整理した。水路側壁の場合,骨材露出は僅か5mm程度のモルタルの消失で始まると考えられた。骨材露出の程度は,配合や最大粗骨材寸法に影響を受け,本実験で使用したコンクリートでは表面から20mm程度で一定になった。今後,更に骨材露出と各種性能との関係を明確化する必要があることがわかった。

Keyword: コンクリート水路, 劣化, 骨材露出
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