弥生水田土の間隙構造と物理性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.836-837 , 2007

発表番号 (6-62)

Pore structure and physical properties of paddy field at the Yayoi period

SASAKI CHOICHI [Hirosaki University]
OOKAWA SHINYA [Hirosaki University]
TAKEDA YOSHIHIKO [Inakadate Center for cultural heritage]
SASE TAKASI [Boreal laboratory for Phytolith research]

弥生水田土の間隙構造と物理性

○佐々木 長市 [弘前大学]
大川 晋哉 [弘前大学]
武田 嘉彦 [田舎館埋蔵文化象摂
佐瀬 隆 [北方ファイトリス研究室]

弥生水田遺跡の土(水田内と畦)を採取し、その間隙構造と物理性を調査した。その結果、水田内の作土層の間隙は、稲根の根成孔隙により形成され、かつ平面的に変動は見られなかった。鉛直方向に得られたX線影像にはヨシの根ようの根成孔隙が認められた。畦の間隙影像も、鉛直方向に水田内と同じ形態の根成孔隙が認められ、畦にも稲を植えていたことが推察された。また、作土層の影像は、代掻きを伺わせるものとなっていた。

Keyword: 弥生水田 , 間隙構造, 畦
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