流れの条件による地盤の浸透破壊安定性と実験的検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.904-905 , 2007

発表番号 (7-32)

Effects of flow conditions on seepage failure stability of soil and experimental findings

Tanaka Tsutomu [Kobe University]
Pham Thi Hanh Tran [Kobe University]
Ishiwata Yoko [Kobe University]
Inoue Kazuya [Kobe University]

流れの条件による地盤の浸透破壊安定性と実験的検討

田中 勉 [神戸大学 農学部]
Pham Thi Hanh Tran [神戸大学大学院 自然科学研究科]
○石渡 洋子 [神戸大学 農学部]
井上 一哉 [神戸大学 農学部]

二次元流, 二次元集中流及び軸対称流など, 種々の流れ条件の地盤の浸透破壊について, 理論的、実験的に検討を行い次の結論を得た。(1)限界水頭差Hcは, いずれの流れ条件の場合も矢板の根入れ比D/Tが大きくなるにつれて大きくなる。(2)Hcは同一のD/Tに対して, (1Dflow assumed)<(AXSflow)<(2DCflow)<(2Dflow)となる。(3)実験結果は解析結果とほぼ一致し, Prismatic failureの考え方の妥当性, 流れ条件の浸透破壊安定性への影響が確認できる。

Keyword: 浸透破壊, Prismatic failure, 実験
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