「限界集落」or「都市の限界」〜望まれる持続可能な文明の視点 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.102-103 , 2007

発表番号 (企-15-1)

Which faces deeper crisis, shurakus or cities, considering the need of changeover to sustainable civilization ?

FUJIYAMA Ko [Mountainous Region Research Center]

「限界集落」or「都市の限界」〜望まれる持続可能な文明の視点

○藤山 浩 [島根県中山間地域研究センター]

全国に先駆けて過疎・高齢化が進んでいる島根県の中山間地域では、「昭和ひとけた世代」の「引退」に伴い、地域社会や産業について構造転換と新たな担い手の参入が急務となっている。「限界集落」の発生に対しては、単に「集落を守れ」という従来の枠組みでの対応自体には限界がある。国土全体で持続可能な文明への移行の必要性を共有した上で、集落を単位とした地域運営システム自体を組み直す新機軸を、土地資源の棚卸し作業と基礎的な生活圏における結節点整備の面から進める必要がある。

Keyword: 集落, 所有権, 結節点
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