能登半島地震後の過疎・高齢化社会における安全・安心な地域づくりの課題 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.272-273 , 2008

発表番号 [2-20]

Activation of Depopurated Rural Area after Earthquake Disaster

Takahashi_Tsuyoshi [Ishikawa Prefectural University]
Aoyama_Shigeyasu [Ishikawa Prefectural University]
Murashina_Kazuo [Ishikawa Prefectural University]
Sakata_Yasuyo [Ishikawa Prefectural University]

能登半島地震後の過疎・高齢化社会における安全・安心な地域づくりの課題

○高橋 強 [石川県立大学]
青山 咸康 [石川県立大学]
村島 和男 [石川県立大学]
坂田 寧代 [石川県立大学]

能登半島地域では過疎化の進行が顕著である上に、平成19年3月にはマグニチュード6.9の大地震が発生し、多大な被害を受けた。過疎地域のこのような災害は、住民に転出の契機を与え、その結果、過疎化が一段と促進されることが危惧される。そこで、震災復旧後の安全・安心な地域づくりについて検討した結果、甚大な震災被害にもかかわらず、定住意向、農業継続意向が強いが、若年層の転出のため、将来への展望が開けないでいるのが実情であり、過疎化の進行は震災被害と同程度以上に地域資源やコミュニティの維持に影響を及ぼしていることを示した。

Keyword: 過疎化, 高齢化, 能登半島地震
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