中越地域における水田利用との競合関係の下での養鯉池の地理的分布の変遷 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.276-277 , 2008

発表番号 [2-22]

Transition on Geographical Distribution of Ponds Breeding Fancy Carp under Competitive Relationship with Paddy Field Use in Niigata Chuetsu

SAKATA Yasuyo [Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Pref. Univ.]
ARITA Hiroyuki [Faculty of Agriculture, Niigata University]
MORISHITA Kazuo [Faculty of Engineering, Kagawa University]

中越地域における水田利用との競合関係の下での養鯉池の地理的分布の変遷

○坂田 寧代 [石川県立大学生物資源環境学部]
有田 博之 [新潟大学農学部]
森下 一男 [香川大学工学部]

小千谷市A集落を対象に、70〜90年代の空中写真を基に水田と養鯉池の推移を分析した結果、養鯉池の立地は、水田の転換、山頂部の開発、一区画の拡大により拡がってきたことが明らかになった。水田の転換によって養鯉池の拡大が進む余地は大きくなく、残された造成可能地は急傾斜地と山頂部である。今後養鯉池の立地がそこに向かうかは経営戦略次第だが、中越地震での養鯉池の決壊を鑑みれば、防災型土地利用計画が必要である。

Keyword: 中越地震, 中山間地域, GIS
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