空き家利用の農村移住は過疎地活性化策になりえるか? (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.284-285 , 2008

発表番号 [2-26]

Is a Depopulated Area Activated by Migration in Vacant Houses?

MAKIYAMA Masao [College of Agriculture, Ibaraki University]
SUNADA Kazunori [College of Agriculture, Ibaraki University]

空き家利用の農村移住は過疎地活性化策になりえるか?

○牧山 正男 [茨城大学農学部]
砂田 一慶 [茨城大学農学部]

空き家移住の過疎地活性化効果について事例を挙げながら考察し,現状では効果にあまり期待できないと結論づけた.まず人口減に見合うだけの定住者を得るのは難しく,経済力低下の速度を緩和する程度しか望めない.一方,地域活動の維持には移住者・地元住民双方の排他性の払拭が前提である.さらに産業や医療等に乏しい過疎地に現実的に移住可能なのは前期高齢者に限られるため,彼らの期待できる作業は質・量ともに限定される.

Keyword: 農村移住, 空き家利用, 過疎地活性化策
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