降雨量と浮遊砂濃度の時系列データに対する確率過程モデル (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.318-319 , 2008

発表番号 [3-10]

A Stochastic Process Model for Time Series Data of Rainfall and Suspended Sediment Concentration

Unami Koichi [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Toshihiko Kawachi [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

降雨量と浮遊砂濃度の時系列データに対する確率過程モデル

○宇波 耕一 [京都大学大学院農学研究科]
河地 利彦 [京都大学大学院農学研究科]

降雨と河川における浮遊砂濃度の入出力関係を記述する確率過程モデルを提示する.降雨量の時系列から減衰効果を含んだ累積降雨量を生成し,浮遊砂濃度の時系列と回帰モデルによって関連付ける.その回帰モデルを確率微分方程式の離散版としてみなすことにより,幾何型の確率過程モデルを導く.モデルを熱帯サバンナで観測されたデータに適用し,カイ自乗検定により妥当性を確認し,また,手法の拡張性について考察する.

Keyword: 浮遊砂濃度, 確率過程モデル, パラメータ推定
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