台地畑における洪水緩和機能の測定と評価(農地の洪水緩和の研究3) (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.346-347 , 2008

発表番号 [3-24]

Monitoring and Evaluation of the Flood Mitigation Capacity in Dry Terrace Field

Hideki Tsuji [Graduate School of Agric. and Life Sciences]
Yuji Imanishi [Graduate School of Agric. and Life Sciences]
Sho Shiozawa [Graduate School of Agric. and Life Sciences]
Koshi Yoshida [Graduate School of Agric. and Life Sciences]

台地畑における洪水緩和機能の測定と評価(農地の洪水緩和の研究3)

○辻 英樹 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
今西 雄二 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
塩沢 昌 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]
吉田 貢士 [東京大学大学院 農学生命科学研究科]

畑地の洪水緩和機能を定量的に評価するため、銚子市赤塚町の台地上の畑地帯2.0haを対象として水文観測を行った。得られた流量データより流域の水文特性を表すタンクモデルを同定し、これを基に降雨パターンに依存しない洪水緩和機能の評価指標であるピーク流量緩和時間を算出した。ピーク流量緩和時間を他流域と比較した結果、対象地とした台地上の畑地の洪水緩和機能は水田や樹林地・植林地に比べて大きいという結論を得た。

Keyword: 洪水流出, 流出特性, タンクモデル
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