長期気象資料からみた全国 52 地点における少雨・渇水状況の経年変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.358-359 , 2008

発表番号 [3-30]

Long-term Change in Severity of Droughts found at 52 observatories in Japan

Chikamori Hidetaka [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
Nagai Akihiro [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]
Omuro Yoshitaka [SunTechnos Co., Ltd]

長期気象資料からみた全国 52 地点における少雨・渇水状況の経年変化

○近森 秀高 [岡山大学大学院環境学研究科]
永井 明博 [岡山大学大学院環境学研究科]
小室 佳隆 [(株)サンテクノス]

近年の降雨パターンの変動が少雨・渇水状況に与える影響を統計的に評価するために,全国の最近の約100年間の水文量および水資源賦存量の経年変化を調べた結果,近年,年間雨量は減少傾向,蒸発散量は増加傾向,水資源賦存量は減少傾向にあることが分かった。また,これらのデータを用いた標準タンクモデルによる流出解析の結果,渇水量および低水量の全国的な減少傾向と,これに伴う流況の不安定化の可能性が示された。

Keyword: 水文統計, 降雨特性, 渇水
GET PDF=08/08003-30.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)