露出鉄筋を有するRC部材の曲げ耐力と鉄筋比の関係 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.420-421 , 2008

発表番号 [4-11]

Flexural Strength Of RC Beams With Exposed Reinforcements

MURAYAMA Yasuo [Okayama University]
TSUNO Shoutaro [Okayama University]
INOGUCHI Satoshi [Shizuoka Pref.]
KAMATA Hikaru [The Iyo Bank]

露出鉄筋を有するRC部材の曲げ耐力と鉄筋比の関係

村山 八洲雄 [岡山大学環境学研究科]
○津野 将太郎 [岡山大学環境学研究科]
井ノ口 諭 [静岡県]
鎌田 光 [伊予銀行]

補修工事などで鉄筋を露出させると,鉄筋とコンクリート間の付着力は全くない状態となる。この状態を想定し,鉄筋比1.2%,1.9%,2.5%でスパンの91%(有効高さの12倍)の鉄筋を露出させた試験体の曲げ加力実験を行った。その結果,耐力は健全試験体に比べて低下し,耐力低下は鉄筋比が大きいときに顕著となった。これは,鉄筋降伏前にコンクリートが圧壊することおよび鉄筋の鉛直移動のため有効高さが減少するためである。

Keyword: 鉄筋コンクリート, 鉄筋露出, 安全性
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