草本種の違いが植生帯の流出抑制効果に与える影響に関する研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.568-569 , 2008

発表番号 [5-39]

Reduction of soil and nutrient losses by type of grass

Kawamura Sei [Graduate School of Agriculture, Tokyo University of Agriculture]
Saeko Amai [Faculity of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]
Matito Mihara [Faculity of Regional Environment Science, Tokyo University of Agriculture]

草本種の違いが植生帯の流出抑制効果に与える影響に関する研究

○河村 征 [東京農業大学大学院農学研究科農業工学専攻]
天井 沙江子 [東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科]
三原 真智人 [東京農業大学]

本研究では、日本在来種を含めた4種類の植生帯の違いが、土壌および窒素・リン成分の捕捉特性に与える影響について検討した。土壌と窒素・リン成分の分析から、トールフェスク区が裸地区に比べ高い流出抑制効果を発揮し、本実験における適切な草本種であると判断した。また、土壌と窒素・リン成分の対応関係から、植生帯は土壌の捕捉が富栄養化成分の流出抑制に繋がる効果的な方法であると判断できた。

Keyword: 土壌侵食, 農地保全, 農地造成
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