ため池の健全性診断と改修効果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.618-619 , 2008

発表番号 [6-15]

Health monitoring of irrigation tank embankment and evaluation of restoration effect

Nishimura Shin-ichi [Okayama University]
Itou Takuma [Okayama University]

ため池の健全性診断と改修効果

○西村 伸一 [岡山大学]
伊藤 卓真 [岡山大学]

現在,ため池の多くが経年劣化により老朽化している.改修が進められつつあるが,改修方法には最適化が求められており,適切な改修効果の評価方法が必要である.改修後の堤体の破壊試験は不可能であるため,改修効果を評価するためには非破壊探査が適切である.本研究では,弾性波探査により,改修による強度増加の状況を調査する.さらに,改修前後の堤体の地震時安定性を動的有限要素法によって確認し,改修効果を評価する.

Keyword: ため池, 弾性波探査, 有限要素法
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