キャピラリーバリアを利用した斜面減災に関する技術検討 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.626-627 , 2008

発表番号 [6-19]

Alternative Procedure for Soil Slope Stability Using Capillary Barrier of Soil

Morii Toshihiro [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Uehara Rurika [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Kanda Misa [Faculty of Agriculture, Niigata University]
Inoue Mitsuhiro [Arid Land Research center, Tottori University]

キャピラリーバリアを利用した斜面減災に関する技術検討

○森井 俊広 [新潟大学農学部]
上原 るり香 [新潟大学農学部]
神田 美沙 [新潟大学農学部]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]

キャピラリーバリアは,砂層とその下部に礫層を重ねて傾斜させた成層地盤をいう。保水性の違いにより,両層の境界はあたかも不透水性の障壁として機能し,それ以深の領域は水の浸入から保護される。この機能を利用することにより,浸透した降雨水を表層部で効果的に捕捉し,地盤深部の土の強度低下あるいは自重の増大を抑制できる。このようなキャピラリーバリアがもつ雨水浸透抑制効果を,小規模斜面に造成した地盤で確認した。

Keyword: キャピラリーバリア, 斜面安定, 降雨浸潤
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