数理モデルを用いたメダカの生息場選好性に関する非線形性の評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.682-683 , 2008

発表番号 [7-10]

An application of mathematical models to nonlinearity assessment of habitat preference of Japanese medaka (Oryzias latipes)

FUKUDA SHINJI [Institute of Tropical Agriculture, Kyushu University]
OKUSHIMA Shuji [National Institute for Rural Engineering]

数理モデルを用いたメダカの生息場選好性に関する非線形性の評価

○福田 信二 [九州大学熱帯農学研究センター]
奥島 修二 [(独)農村工学研究所]

農業用水路に生息するメダカの生息場選好性をファジィ生息場選好性モデルにより定量化した.その際,生息場選好性に内在する環境因子間の非線形的な相互関係を考慮し,その影響を選好曲線の変化として表現した.その結果,遮蔽因子と植生因子は線形的な関係があり,流速因子は遮蔽および植生の各因子と非線形的な関係があることが示唆された.予測精度が向上したことから,非線形性を考慮する本アプローチの妥当性が示された.

Keyword: 生態系, 水環境, 環境保全
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