水生植物の密生度による水面熱境界の応答特性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.766-767 , 2008

発表番号 [8-11]

Characteristics of the heat boundary at the water surface with degree growing thickly of aquatic plants

Hamagami Kunihiko [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Science, Kyushu University ]
Mori Ken [Faculty of Agricalture,Kyushu University ]
Hirai Yasumaru [Faculty of Agricalture,Kyushu University ]

水生植物の密生度による水面熱境界の応答特性

○濱上 邦彦 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
森 健 [九州大学大学院農学研究院]
平井 康丸 [九州大学大学院農学研究院]

水生植物の繁茂が熱対流の規模に及ぼす影響について,水槽実験より検討した.吸収日射量に関しては,植物体の葉が厚くなるほどその遮蔽率が大きくなり,水中照度は大きく減少した.その結果,受熱期における水面での熱フラックスは小さくなった.また放熱期においても植物体の存在が水域から大気へむかう熱移動を阻害し,水面における熱フラックスが小さくなるため,混合層の発達速度も小さくなる結果を得た.

Keyword: 閉鎖性水域, 熱対流, 照度
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