塩生植物を利用した除塩に関する基礎的研究−地下水の塩分とTamarixの耐塩特性の関係ー (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.804-805 , 2008

発表番号 [9-10]

Basic studies on removing salts from saline soil halophytes -Critical concentration of the salt in groundwater for Tamarix-

kobayashi_kouji [Graduate School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]
iwama_kenji [School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]
yabe_katuhiko [School of Environmental Science, The University of Shiga Prefecture]

塩生植物を利用した除塩に関する基礎的研究−地下水の塩分とTamarixの耐塩特性の関係ー

○小林 功二 [滋賀県立大学大学院環境科学研究科]
岩間 憲治 [滋賀県立大学環境科学部]
矢部 勝彦 [滋賀県立大学環境科学部]

半乾燥地に自生する耐塩性植物を利用した塩類土壌の改善について研究を進めている。今回、0、1、4、7%の塩水を地下水として与え、これら各濃度の塩水がケイリュウの生長や蒸散に与える影響と土壌の塩分濃度の変化について検討を行った。その結果、地下水として与える塩水の濃度が7%では、ケイリュウは生長が困難になり、枯死に至ることがわかった。また、その際の土壌中の塩分濃度(土:水=1:2)は約0.8%であった。

Keyword: 環境保全, 土壌, 緑化
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