タクラマカン砂漠北縁地域の農地における塩類集積の状況?半乾燥地の農業水利と塩類集積 (1)? (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.808-809 , 2008

発表番号 [9-12]

Salinization of farmland in northern region of Taklamakan Desert-Relationship of salinization and agricultural wateruse in semi-arid zone (1)-

NAGASAWA Tetuaki [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Abdisalam JALALDIN [Institute of Resource and Environment Science, Xinjiang University]

タクラマカン砂漠北縁地域の農地における塩類集積の状況?半乾燥地の農業水利と塩類集積 (1)?

○長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
阿布都沙拉木 加拉力丁 [新疆大学資源与環境科学学院]

タクラマカン砂漠周辺の農地を対象に,農業水利が塩類集積に及ぼす影響を検討した。その結果,用水路側より排水路側で塩類集積被害が大きく,また地下水位も高く推移した。しかし,夏季の地下水深は十分に深く,塩類集積の直接的な原因では無いと判断された。この地域の塩類集積は,夏季には土性に起因する土中水の移動が,また冬?春季にはこれに加えて冬期潅漑による地下水位と土壌水分の状態が影響しているものと推察された。

Keyword: 塩類集積, 陽イオン, 地下水
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