酪農流域排水河川の水質保全対策と評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.876-877 , 2008

発表番号 [9-46]

Evaluation for the Preservative Countermeasure of Drainage Channel in Dairy Farming Watershed

KURIHARA Nozomu [Graduate School of Agriculture, Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
INOUE Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
NAGASAWA Tetuaki [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]

酪農流域排水河川の水質保全対策と評価

○栗原 望 [北海道大学大学院農学院]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究院]

酪農流域河川の水質浄化を目的に整備された浄化型排水路の効果を評価した。その結果,排水路の改修後,平水時は流下に伴いNO3-N濃度の低下が見られ,その要因は生物的作用による浄化が効果を発揮していることが認められた。一方、降雨流出時においてもNO3-N,懸濁態リンなどが流下に伴い負荷量が減少していた。このことから溢水が高水敷の湿生植物による捕捉作用を受け,下流への負荷流出を抑制したものと推察できた。

Keyword: 浄化型排水路, 降雨流出時, N
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