集落移転のコストと効果評価 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.146-147 , 2009

発表番号 [1-3]

Cost and effectiveness evaluation of community transfer

saito shinya [THE SHOGIN FUTURE-SIGHT INSTITUTE]
ishikawa keigi [THE SHOGIN FUTURE-SIGHT INSTITUTE]
takahshi jyunji [National Institute for Rural Engineering]

集落移転のコストと効果評価

○齋藤 信也 [(株)荘銀総合研究所]
石川 敬義 [(株)荘銀総合研究所]
高橋 順二 [(独)農研機構農村工学研究所]

一般的な集落機能の維持・再編成に係る行政施策として住宅団地の整備による“間接的な集落再編”方法がある。山形県西川町のA団地を事例とした場合の費用対効果は▲316万円/区画。しかし、固定資産税や個人住民税の徴収によって10年程度で採算が取れる見込み。ただし、本来意図するところである“住民の空間的な移転”を促す効果は小さく、基幹集落住民の住み替え(定住)を促す効果に限られることが分かった。

Keyword: 中山間地域, 農村振興, 産業経済計画
GET PDF=09/09001-03.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)