地域住民による環境保活動の促進条件−「農地・水・環境保全向上対策」実施地区事例の考察から− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.198-199 , 2009

発表番号 [1-29]

The promotion conditions of the environmental conservation activities by a local resident-In case of settlement activities for improvement of field, irrigation water and rural environment-

TOKUOKA Miki [Graduate School of Life and Environmental Sciences,University of Tsukuba]
ISHIDA Kenji [National Institute for Rural Engineering]

地域住民による環境保活動の促進条件−「農地・水・環境保全向上対策」実施地区事例の考察から−

○徳岡 美樹 [筑波大学大学院生命環境科学研究科]
石田 憲治 [農村工学研究所]

本研究では、共同活動における参加団体数や種類、子供たちの参加状況に着目し、環境保全活動の促進条件を考察した。秋田県I地区、宮崎県A地区の事例から、共同活動への参加団体が多い地区では、各団体の特色ある活動の実施が活動を相互に支援したり関係者を仲介して、地域住民の参加を促進していた。また、多様な団体の参加を促すためには、子供たちを主人公にした活動が有効で、環境保全活動を促進することが示唆された。

Keyword: 資源管理, 環境保全, 共同活動
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