金沢の長期降水データにみる豪雨の強度変化と発生分布 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.236-237 , 2009

発表番号 [2-9]

Intensity change and occurrence distribution of heavy rainfall events for long-term precipitation data in Kanazawa

Minakawa_Hiroki [National Institute for Rural Engineering]
Masumoto_Takao [National Institute for Rural Engineering]

金沢の長期降水データにみる豪雨の強度変化と発生分布

○皆川 裕樹 [農村工学研究所]
増本 隆夫 [農村工学研究所]

金沢における1940年から2008年までの降水データより、閾値を設けて豪雨を選定し、その豪雨イベント時の時間雨量を抽出し23年毎にA〜C期に分割して分析・比較すると,A期に比べ近年のC期は最大6・12・24・48時間雨量平均値が4〜9%程度増加していることが分かった。さらに最大6時間雨量の強度別発生割合を見ると,近年では小さい強度の発生割合が低くなり,中間程度の強度の発生割合が高くなっていた。

Keyword: 地球温暖化, 豪雨, 降雨特性
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