TDRによる水中の堆積土砂表面位および電気伝導度の同時計測 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.272-273 , 2009

発表番号 [2-27]

Coupled Measurement of Sediment-surface-level and Electrical Conductivity in Water by TDR

ITO Yuji [Biotron Institute, Kyushu University]
MIYAMOTO Hideki [Faculty of Culture and Education, Saga University]
CHIKUSHI Jiro [Biotron Institute, Kyushu University]

TDRによる水中の堆積土砂表面位および電気伝導度の同時計測

○伊藤 祐二 [九州大学生物環境調節センター]
宮本 英揮 [佐賀大学文化教育学部]
筑紫 二郎 [九州大学生物環境調節センター]

水中堆積土砂の表面位hsedと水の電気伝導度σwのTDRに基づく同時計測法を確立するために,σw= 0.005〜0.103 S m?1の間の4条件で各々の測定精度を調べた.パルスの水-土砂層の伝播時間に基づく全伝播法では,プローブ周囲へのパルスのエネルギー損失や伝播時間のhsedに対する感度が低かったため,hsedとσwの計測精度は低かった.一方,パルスの水中部のみの伝播時間に基づく部分伝播法では,両者を高精度で計測できることを明らかにした.

Keyword: 時間領域反射法(TDR), 堆積土砂, 電気伝導度
GET PDF=09/09002-27.pdf



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