コンクリート製農業用開水路の粗度係数を求めるための現地観測について −とくに水面が緩勾配な場合− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.394-395 , 2009

発表番号 [4-1]

Study on the observation of the water surface slope to calculate for Manning's roughness coefficient

Takashi KATO [National Institute for Rural Engineering]
Shinya HONMA [National Institute for Rural Engineering]
Koji KITAMURA [National Institute for Rural Engineering]

コンクリート製農業用開水路の粗度係数を求めるための現地観測について −とくに水面が緩勾配な場合−

○加藤 敬 [農村工学研究所]
本間 新哉 [農村工学研究所]
北村 浩二 [農村工学研究所]

水面が緩勾配のとき水路における観測の粗度係数が十分な信頼性を有するかという疑問が現地観測を行なって生じた。これに関して観測誤差の検討と観測を行った報告を行う。 観測値と設計値との比較といった性能を照査する場合、観測誤差の考察が重要となるであろう。水面勾配が緩やかな水路においては、粗度係数の現地観測では、水面勾配の観測誤差による影響が大きいことに留意しておくことが必要である。

Keyword: 開水路流れ, 粗度係数, 観測誤差
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