中国・洛恵渠灌区における流水客土による土壌の物理性および化学性の変化 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.690-691 , 2009

発表番号 [7-22]

Impact of warp soil dressing on soil physical and chemical characteristics in Luohui irrigation scheme, China

Tojo Masayuki [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Kitamura Yoshinobu [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Shimizu Katsuyuki [Faculty of Agriculture, Tottori University]
Li Hong [The United Graduate school of Agricultural Science, Tottori University]

中国・洛恵渠灌区における流水客土による土壌の物理性および化学性の変化

○東條 雅行 [鳥取大学農学部]
北村 義信 [鳥取大学農学部]
清水 克之 [鳥取大学農学部]
李 鴻 [鳥取大学大学院連合農学研究科]

中国・陝西省洛恵渠灌区では農地の塩類化対策の1つとして流水客土が行われている.本研究では,流水客土施工後5年経過した綿花畑を対象として,流水客土による土壌の物理・化学特性の変化を明らかにした.その結果,土壌の塩類化の進行は確認されたものの綿花の収量には影響していないことが確認された.流水客土の除塩効果は恒常的なものではなく除塩効果を維持するためには,施工後のより適切な日常の排水管理が不可欠である.

Keyword: 塩類集積, 土壌改良, リーチング
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