熱帯泥炭地における地盤沈下の要因分析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.704-705 , 2009

発表番号 [7-29]

Analysis of factors effecting subsidence of tropical peatland

Sato Sora [Guraduate Schhool of Agriculture, Hokkaido University ]
Inoue Takashi [Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University]
Untung Darung [University of Palangka Raya]
Adi Jaya [University of Palangka Raya]

熱帯泥炭地における地盤沈下の要因分析

○佐藤 空 [北海道大学大学院農学院]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究院]
ウントゥン・ダルン [インドネシア・パランカラヤ大学]
アディ・ジャヤ [インドネシア・パランカラヤ大学]

開発により熱帯泥炭湿地林の人為的攪乱が進んでいるインドネシア・中部カリマンタン州において,泥炭地の地盤沈下量と,沈下に対する各要因(分解,収縮・圧密)の寄与率を推定した。推定全沈下量は71.3〜206.8[cm]となり,分解が沈下に寄与した割合は34〜70%で,人為的攪乱の度合いが大きいほど分解の割合が大きくなる傾向があった。分解により消失した炭素量は16.7〜82.2[kgC・m-2]と算出された。

Keyword: 分解, 収縮・圧密, 排水
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