多摩川流域における国内外来種タカハヤの分布と定着−mtDNA解析によるアブラハヤとの判別結果から− (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.774-775 , 2009

発表番号 [8-26]

The distribution and settlememt of domestic alian species Phoxinus oxycephalus jouyi in Tamagawa basin

NISHIDA_KAZUYA [United Graduate School of Agriculture, Tokyo Univ. of Agri. And Tech]
SATO_TOSHIYUKI [Institute of Symbiotic Science and Technology, Tokyo University of Agriculture]
SENGA_YUTARO [Institute of Symbiotic Science and Technology, Tokyo University of Agriculture]

多摩川流域における国内外来種タカハヤの分布と定着−mtDNA解析によるアブラハヤとの判別結果から−

○西田 一也 [東京農工大学大学院連合農学研究科]
佐藤 俊幸 [東京農工大学大学院大学院共生科学技術研究院]
千賀 裕太郎 [東京農工大学大学院大学院共生科学技術研究院]

アユ等の放流に伴って多摩川流域に移入したと考えられる国内外来種タカハヤの分布と定着を明らかにするため,形態測定およびmtDNA解析を行ってタカハヤと在来種アブラハヤとの判別を行った.その結果,タカハヤは多摩川上流に分布・定着しており,さらには降下可能な農業水路・小河川にも移入していた.一方,多摩川との間に存在する落差工によって溯上移入不可能な支流では,アブラハヤ個体群が残存していた.

Keyword: 国内外来種, 遺伝子解析, 水域ネットワーク
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