有明海の干潟域及び浅海域における脱窒菌の生息分布について (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.850-851 , 2009

発表番号 [9-21]

Habitation Distribution of Denitrifier in the Tidal Zone and Sublittoral Zone of the Ariake Sea

Koga_Akane [The United Graduate of Agricultural Sciences, Kagoshima University]
Seguchi_Masahiro [Faculty of Agriculture, Saga University]
Koriyama_Masumi [Faculty of Agriculture, Saga University]

有明海の干潟域及び浅海域における脱窒菌の生息分布について

○古賀 あかね [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
郡山 益実 [佐賀大学農学部]

本研究は,有明海の環境浄化を支える脱窒作用に着目し,それを担う脱窒菌の生息分布について,干潟域及び浅海域など底質環境の違いが及ぼす影響について,実験データを基に検討及び考察を行った.その結果,有明海奥部の干潟域及び浅海域における脱窒菌の生息分布が把握された.底質が冠水と干出を繰り返すことで,硝化及び脱窒作用が活性化され,また,脱窒菌は干出時に比較的早く増殖するものと考えられた.

Keyword: 有明海, 干潟, 脱窒
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