鹿沼土の水質浄化機能と可給態リン酸の向上に関する基礎的研究 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.898-899 , 2009

発表番号 [9-45]

A Fundamental Study on Improvement of Water Purification Function and Available Phosphorus by KANUMA soil

Ogawa Nana [Graduate School of Bioresource Sciences,Nihon University]
Ishikawa Shigeo [College of Bioresource Sciences,Nihon University]
Nagasaka Sadao [College of Bioresource Sciences,Nihon University]

鹿沼土の水質浄化機能と可給態リン酸の向上に関する基礎的研究

○小川 奈々 [日本大学大学院生物資源科学研究科]
石川 重雄 [日本大学生物資源科学部]
長坂 貞郎 [日本大学生物資源科学部]

リン吸着能の大きい鹿沼土を用い, FeSO4添加,無添加及び焼成温度による諸機能の改善・改良の検討を行った.その結果, FeSO4添加によりリン酸吸収係数の増加が示された.500℃焼成では高いリン除去率を示すが,可給態リン酸の値は低く,800℃焼成では可給態リン酸は急激に増加するが,リンの除去は抑制された.なお,800℃焼成の場合には,無添加でも十分なリン除去能力,可給態リン酸の増加が得られるということが明らかになった.

Keyword: 水質浄化, 浄化資材, 鹿沼土
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