タイ国チャオプラヤデルタでの米生産量増大の要因分析 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.458-459 , 2009

発表番号 [4-33(P)]

Factor analysis of rice production increase in Chaophraya delta, Thailand

Saito Miho [United Graduate of Agricultural Science, Tokyo Univ of Agri. and Tech.]
Ito Yuka [Tohoku Bank]
Goto Akira [Utsunomiya Univ.]
Mizutani Masakazu [Utsunomiya Univ.]

タイ国チャオプラヤデルタでの米生産量増大の要因分析

○齋藤 未歩 [東京農工大学連合大学院]
伊藤 侑可 [(株)東北銀行]
後藤 章 [宇都宮大学]
水谷 正一 [宇都宮大学]

本研究の目的は,タイ国チャオプラヤデルタでのここ10数年間の飛躍的な乾季作付面積と米生産量の増加の要因の分析である.現地での聞き取り調査及び踏査の結果,乾季作の拡大及び生産量の増大は井戸や排水反復利用などの水源確保の工夫やポンプの普及,年間を通しての非感光性の高収量品種の普及が主な要因であることがわかった.このうち,水源確保の工夫とポンプの普及は農家単位の個別的水利用を可能にしていると考えられる.

Keyword: グレーターチャオプラヤプロジェクト, 米生産, 個別的水利用
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