有明海湾奥東部における覆砂の効果と持続性 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.860-861 , 2009

発表番号 [9-26(P)]

Durable Effects of Sand Banking in the Eastern Inner Area of the Ariake Sea

Tsurumaru Masayuki [Graduate School of Agriculture, Saga University]
Haraguchi Tomokazu [Faculty of Agriculture, Saga University]
Kato Osamu [Professor Emeritus, Saga University]

有明海湾奥東部における覆砂の効果と持続性

○丸 雅之 [佐賀大学大学院農学研究科]
原口 智和 [佐賀大学農学部]
加藤 治 [佐賀大学名誉教授]

佐賀県が平成14年に覆砂を実施した湾東の2工区において、平成20年に底質環境と底生生物の調査を行なった。二枚貝類を主とする底生生物が多く生息する北側の工区では、覆砂直後からそれらの生息に適した環境に改善され、シルト分の堆積が進行しているものの、6年経過後もその効果が持続していることが示された。南側では細砂分が堆積し、二枚貝類も周辺の未施工地と同様に少ないことから、覆砂の効果は認められなかった。

Keyword: 覆砂, 粒度組成, 底生生物
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