ガラスビーズ充填カラムでのフミン酸の沈着に対する分画分子量およびNaCl濃度の影響 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.58-59 , 2009

発表番号 [企-7-4]

Effects of its Molecular Size and NaCl Concentration on Deposition of Humic Acid in Columns Packed with Glass Beads

TANABE Yosuke [Graduate School of Environmental Science, Tsukuba University]
YAMASHITA Yuji [School of Engineering, University of Tokyo]
Yasuhisa Adachi [Graduate School of Environmental Science, Tsukuba University]

ガラスビーズ充填カラムでのフミン酸の沈着に対する分画分子量およびNaCl濃度の影響

○田邊 洋祐 [筑波大学大学院生命環境科学研究科]
山下 祐司 [東京大学大学院工学系研究科]
足立 泰久 [筑波大学大学院生命環境科学研究科]

分子量分画した2種類のフミン酸を用い,酸性条件下でNaCl濃度を様々に変化させたときのガラスビーズ充填カラムにおけるフミン酸の移動現象をコロイド安定性の観点から解析した.両分画分子量において,ガラスビーズに対するフミン酸の沈着量は塩濃度の増加と共に増加することを確認した.また,同じ塩濃度に対して,分子量の小さいフミン酸は分子量の大きいフミン酸よりも沈着しにくいことが示された.

Keyword: フミン酸, 沈着, コロイド
GET PDF=09/09S07-04.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)