長野県北部地震・栄村の急傾斜地水田圃場整備計画と集落持続の留意点 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.164-165 , 2015

発表番号 [1-04]

Consolidation Planning on Paddy Fields in Steep Sloping Area and Conservation of Rural Community in Sakae village, after North Nagano Prefecture Earthquake Disaster

UCHIKAWA Yoshiyuki[Faculty of Agriculture, Shinshu University]・KIMURA Kazuhiro[Faculty of Agriculture, Shinshu University]

長野県北部地震・栄村の急傾斜地水田圃場整備計画と集落持続の留意点

内川 義行[信州大学農学部]・木村 和弘[信州大学農学部]

2011年3月12日に発生した長野県北部地震の激甚被災地・栄村は,震災前の約1割相当の200人以上の人口減少により,地域経営の再編が求められている。2015年度から中山間地域総合整備事業により,急傾斜地水田の圃場整備を実施する青倉地区に対し,筆者らは支援を行っている。3D技術を用いた設計素案の提示,次世代担い手への段階的受け渡しを踏まえた計画,集落持続を考慮した総合的構想との整合の必要性を述べた。

Keyword: 長野県北部地震, 急傾斜地水田圃場整備, 集落持続
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.140-141 , 2014

発表番号 [1-04]

A Trend Analysis about Measures to Invite Newcomers by Municipalities - In Case of East Japan -

Hirabayashi Ai・Makiyama masao・
[Graduate School of Agriculture, IBARAKI University・College of Agriculture, IBARAKI University]

移住促進を目指した市町村主体の取組に関する傾向分析 −東日本を対象として−

平林 藍・牧山 正男
[茨城大学大学院農学研究科・茨城大学農学部]

過疎・高齢化の緩和などを目的として,移住者の呼び込みおよび受け入れに向けた取組を行っている地域がある。このことについて,各地の事例の紹介は既報にいくつか見られるが,取組内容や地域性などを広範にまとめた報告は存在しない。 本報では移住促進策に関する研究の第一歩として,東日本の各市町村を対象に,市町村が主体となって行っている移住促進のための取組について情報収集した上で,その傾向を分析する。

Keyword: 移住促進取組, 東日本の市町村, 空き家バンク
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [1-04]

Evaluation and Problem on Citizens' Mode Behavior in Shouwa-Nankai Earthquak

MATSUO_Yoshio [Fac. of Agr., Ehime Univ.]
Terai Shiori [Fac. of Agr., Ehime Univ.]

昭和南海地震体験談に基づくモード行動の評価と問題

○松尾芳雄 [愛媛大学農学部]
寺井詩織 [愛媛大学農学部]

今後30年以内に南海地震が発生する確率は約60%と高い。災害時の最善の対応方法は地形条件等によっても異なりその策定は難しいが、本報では昭和南海地震体験談1)から住民の最もありがちな(最頻)行動を解明し、体験を教訓(ソフト)や対策方針(ハード)に繋げることの可能性を検討した。このためにはより詳細な避難状況別のモード行動を把握する必要があり、このことが今後の課題となる。

Keyword: モード行動, 徳島市, クロス集計
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [企-1-4]

The effect of socioeconomic situation on Irrigation, Drainage and Rural Improvement Policy

Motosugi Akio [Tokyo University of Agriculture]

農業農村整備政策に対する経済社会状況の影響

○元杉昭男 [東京農業大学]

農業農村整備政策は、農業の生産性維持・向上という目的を阻害する要因を主として土木工学的手段により除去して実現する。社会情勢が変化する中で政策の高度化が求められる現在、利害対立のような人的阻害要因や事業実施の阻害要因の解明と除去手段の研究、事業制度の研究も重視される。大区画圃場整備制度の創設を例に、当時の経済社会状況と政策立案過程の関連を明らかにし、農業農村工学の政策科学的側面を論じる。

Keyword: 農業農村整備政策, 農業農村工学, 経済社会的状況
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-4]

Analysis of relationships between damage by wild boar and land use in Kashima city, Saga, Japan

Mizobe_Yosuke [School of agriculture, kyushu university]
Marui_Atsushi [Faculty of agriculture, kyushu university]
Shinogi_Yoshiyuki [Faculty of agriculture, kyushu university]

鹿島市におけるイノシシ被害と土地利用の関係分析

○溝部 洋介 [九州大学農学部]
丸居 篤 [九州大学大学院農学研究院]
凌 祥之 [九州大学大学院農学研究院]

イノシシ被害と土地利用の関係性を明らかにするため、アンケートによる被害調査を行い、その結果からGISを用いて分析を行った.その結果、山際の農地に被害が集中する地域と地域全体が被害にあう地域があることが分かった。また、田畑面積が大きい地域で被害が多く、みかん畑の被害が多いことが分かった。これらには、田、畑、みかん畑、雑木林の混在がみられ、みかん畑がイノシシ被害の要因になっていると考えられた。

Keyword: 鳥獣被害, イノシシ, GIS
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.96-97 , 2011

発表番号 [1-04]

Difference of algal flora for water flow diversity

MORI Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
WATABE Keiji [National Institute for Rural Engineering]
TAKEMURA Takeshi [National Institute for Rural Engineering]
KOIZUMI Noriyuki [National Institute for Rural Engineering]

水の流れの多様性による藻類相の違い

○森 淳 [農村工学研究所]
渡部恵司 [農村工学研究所]
竹村武士 [農村工学研究所]
小出水規行 [農村工学研究所]

三面張り水路にコンクリートブロックを千鳥上に配置し流れに多様性を与えた水路(蛇行区)を設置して藻類相を分析した。各試験区間の出現個体数はデトリタス,ハリケイソウ,セネデスムス,フナガタケイソウ,イタケイソウで有意差があり,セネデスムス以外は標準区で多かった。採取地点を流速によってグループ分けして比較したところ,蛇行区において,流速の小さなグループと大きなグループの間の類似度は小さかった。

Keyword: 生態系, 生息場所の多様性, 流速
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.86-87 , 2011

発表番号 [S11-04]

Numerical Approach to Flow in Hydraulic Systems

Fujihara Masayuki [Faculty of Agriculture, Ehime University]

水利施設に関わる流れ

○藤原正幸 [愛媛大学農学部]

魚道研究への数値的アプローチとして取り組んできた3つの研究事例を紹介する.1.水平二次元浅水流方程式を基礎式とし,計算格子に解適合四分木格子を採用したバーティカルスロット式魚道と粗石付き斜路式魚道のモデル.2.三次元VOF法を採用したアイスハーバー式魚道のモデル.3.ランダム性を考慮したニュートンの運動方程式を基礎式とした遡上魚の挙動モデル.

Keyword: 数値流体力学, 管・開水路流れ, 水利構造物
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.114-115 , 2010

発表番号 [1-04]

Sorptivity S and constant A for the Philip infiltration model

WATANABE Kunio [Graduate school of Bioresources, Mie University]
TORIDE Nobuo [Graduate school of Bioresources, Mie University]

Philipの浸潤モデルにおける吸水度Sと定数Aについて

渡辺 晋生 [三重大学大学院生物資源学研究科]
○取出 伸夫 [三重大学大学院生物資源学研究科]

砂質ロームとシルトを対象に,異なる境界水分量と初期水分量を持つ土への浸潤の数値実験を行った.そして,Philipの浸潤モデルの吸水度S と定数Aを,それぞれの地表面境界条件に対するを初期水分量の関数として示した.そして,S/A値に基づき,砂質ロームの多くの条件の浸潤では重力成分が卓越し,シルトでは圧力勾配成分が卓越することを示した.そして,古典的な解析デルを数値実験によりさらに発展させる可能性について論じた.

Keyword: 浸潤, Philipモデル, 吸水度
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.86-87 , 2010

発表番号 [企-11-4]

Perspectives of Countermeasures and Research toward Agricultural Damage by Wildlife

KUKI_Yasuaki [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

獣害をめぐる対策と研究の展望

○九鬼 康彰 [京都大学大学院農学研究科]

全国的に被害が深刻化しているイノシシやサル,シカをはじめとする獣害に対して,法律や事業の制定等,国や地方自治体では迅速かつ多様な対応が図られている.また獣害を効果的に防止できる対策の開発を目指し,加害動物の生態の解明や新たな栽培技術に関する研究も進められてきた.本報告では今後獣害対策を続けていく上で必要となる視点を整理し,そのために求められる研究・実践の方向性について検討する.

Keyword: 獣害, 対策, 計画
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.8-9 , 2010

発表番号 [企-1-4]

Estimation of spatial distribution of an alien grass Eragrostis curvula through airborne hyperspectral imagery.

Shimizu Yo [The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences]
Miyauchi Akira [The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences]
Lu Shan [Northeast Normal University]
Ishii Jun [The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences]
Washitani Izumi [The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences]
Omasa Kenji [The University of Tokyo, Graduate School of Agricultural and Life Sciences]

航空機ハイパースペクトルデータによる外来植物シナダレスズメガヤの分布推定

○清水 庸 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
宮内 輝 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
盧 珊 [東北師範大学]
石井 潤 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
鷲谷 いづみ [東京大学 大学院農学生命科学研究科]
大政 謙次 [東京大学 大学院農学生命科学研究科]

鬼怒川河川敷では外来植物シナダレスズメガヤの分布域が拡大しており,固有種の生育適地が縮小する可能性がある。分布域拡大の動態把握および除去計画策定のための空間情報として,航空機ハイパースペクトルデータを使用し,シナダレスズメガヤの空間分布の推定を試みた。開花前後の2時期のデータを用いることにより,Kappa係数0.68(一致率89.7%)の精度にてシナダレスズメガヤの分布を推定することができた。

Keyword: 生物多様性, モニタリング, リモートセンシング
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.148-149 , 2009

発表番号 [1-4]

Characteristics of small-scale and scattered community from viewpoints of population, industry, transportation, and life

takahashi jyunji [National Institute for Rural Engineering ]
saito shinya [SHOGIN FUTURE-SIGHT INSTITUTE]
ishikawa keigi [SHOGIN FUTURE-SIGHT INSTITUTE]

人口・産業・交通・生活からみた小規模・散在集落の特徴

○高橋 順二 [(独)農研機構 農村工学研究所]
齋藤 信也 [荘銀総合研究所]
石川 敬義 [荘銀総合研究所]

山形県、鹿児島県等の4県を対象として、メッシュ人口データとGIS等を活用して「小規模・散在集落」を抽出し、人口、産業、交通、生活等の面から当該集落および当該集落が多い市町村の特徴を分析した。当該集落では、人口減少率・高齢者人口率が大きく30分時間圏の事業所等の就業者数が少ない、当該集落が多い市町村ほど、財政力が脆弱で中心市までの時間距離が大きい等の特徴がみられ、これらを踏まえた対策が必要である。

Keyword: 人口減少・高齢化, 地域活力, 交通時間圏
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.8-9 , 2009

発表番号 [企-1-4]

Present Situations and Issues of Integrated management of many dams

MISHIMA Tsutomu [The Yodo River Basin Land Improvement Planning and Management office]

ダム群の統合管理における現状と課題

○三島 勉 [近畿農政局淀川水系土地改良調査管理事務所]

農業、工業、上水用の5ダムを統合管理している現状と課題について報告する。洪水時、渇水時、平常時に分けて管理・運営している。当事業で整備した水管理施設は経年とともに故障が増加し更新の必要に迫られている。

Keyword: 管理, 灌漑施設, 用水施設
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.94-95 , 2009

発表番号 [企-11-4]

Hydrological Observation and Analysis for Global Warming Countermeasures

Chikamori Hidetaka [Graduate School of Environmental Science, Okayama University]

地球温暖化対応のための水文観測と解析

○近森 秀高 [岡山大学大学院環境学研究科]

近年,地球温暖化による将来の洪水および渇水危険度の上昇が懸念されている。ここでは,危険度予測に必要となる水文観測と解析について展望し,我が国では,将来予測のための水文解析に必要なデータは整備されつつあること,農地等の小流域でも観測体制は整っており,データの活用が今後の課題であること,地理データの整備も重要であること,降水の将来予測には,気候学・気象学分野の研究者との協同が必要であることを述べた。

Keyword: 水収支・水循環, 降雨特性, 流出特性
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.142-143 , 2008

発表番号 [1-4]

Rediscovery from Traditional Canal Works

SHIMA Takeo [National Institute for Rural Engineering]
OGAWA Shigeo [National Institute for Rural Engineering]
YOSHISAKO Hiroshi [National Institute for Rural Engineering]
HIROSE Yuuichi [National Institute for Rural Engineering]

歴史的水利施設(水路システム)からの再発見−熊本県通潤用水を事例として−

○島 武男 [農村工学研究所]
小川 茂男 [農村工学研究所]
吉迫 宏 [農村工学研究所]
廣瀬裕一 [農村工学研究所]

歴史的水路システムである熊本県山都町通潤用水を事例として、現在の水路システムの基本計画・機能設計でも活用できる工夫を考察した。通潤用水水路システムでは,幹線水路を上段,下段に配置し反復利用を可能としていること,支線水路の水路断面を受益水田面積に応じて決定し過剰分水が行えないこと等の水利用に関する工夫や,施設管理に対する工夫がなされている。これらの工夫,技術を,現在の土木技術に取り入れていくという視点も今後重要である。

Keyword: 歴史的水利施設, 水路システム, 水利用計画
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.8-9 , 2008

発表番号 [企-01-04]

Attempts of VEL training in Midori-net Akita

Kazawa_Ryusho [Management and Information division, the Federation of land improvement in Akita prefecture]

水土里ネット秋田のVEL育成の試み

○加澤 隆昌 [水土里ネット秋田管理情報部]

国土交通省が進めている公益法人等との随意契約見直し計画により、随意契約が一般競争入札等に移行する。この流れは農業農村整備事業にも及ぶことから、従来の同種業務実績などの外、企画提案書が必要となる。水土里ネット秋田では提案の中に設計VEを行うことを予定して、VEリーダーの育成に注力している。そのための具体策として経営者に対する理解醸成法などを述べている。また職員全員のVEリーダー合格を目指した取り組みと受験成績ならびにVE実務での活躍状況を述べている。

Keyword: 設計VE, 農業インフラ, 価値向上
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.156-157 , 2007

発表番号 (1-4)

STUDY ON STREMFLOW AND LOAD IN THE KUMOZU-WATERWSHED BY UISNG SWAT MODEL

MOTIMOTO Hidetsugu [Graduate School of Bioresources, Mie University]
Kiyosawa_Hideki [Graduate School of Bioresources, Mie University]

SWATモデルを用いた雲出川流域における水量と汚濁負荷量に関する研究

○森本 英嗣 [三重大学大学院生物資源学研究科]
清澤 秀樹 [三重大学大学院]

水循環にかかわる水資源開発や治水・利水問題に加えて,より複雑な環境問題に対処していくためには,水量・水質移動の時・空間的な把握が重要となっている.そこで,本研究では,GISソフトArc/ViewとSWAT(Soil & Water Assessment Tool)をリンクさせた分布型モデルを用い,雲出川流域の日平均水量,汚濁負荷量(T-N,T-P)の移動過程を把握することを目的とする.また,地方の過疎化・高齢化に伴い,休耕田の増加が懸念されていることから,水田耕作が放棄されることでどのように水量・水質が変化するかを予測した.その結果,流域内の水田を非耕作地とした場合,降水時のピーク値は32.4%増加し,低水時では7.2%の減少が見込まれる結果となり,水田が耕作されなくなることによる,水田の洪水緩和機能・水涵養機能の低下が示唆された.

Keyword: SWAT, Kumozu-Watershed,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.76-77 , 2007

発表番号 (企-11-4)

Effluent Load from the Anmon River Basin in the Mt. Shirakami

KUDO Akira [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]
KAN Kabin [The United Graduate School of Agricultural Science Iwate University]
IZUMI Mattashi [Hirosaki Univ.Faculty of Agriculture and Life Science]

白神山地暗門川流域からの流出負荷

○工藤 明 [弘前大学農学生命科学部]
管 化冰 [岩手大学大学院連合農学研究科]
泉 完 [弘前大学農学生命科学部]

世界自然遺産白神山地の暗門川流域と農村市街地における降雨時の流出負荷量について比較・検討した。その結果、暗門川流域では人的要因がほとんど加わっておらず、降雨量が小さい場合ブナ樹林帯特有の保水機能により直接流出量、直接流出負荷量(T-N)共に極めて少ないが、降雨量が増加するに従い森林地帯からの流出量・流出負荷量は大きくなり、大降雨時ではその差が次第に縮まる傾向を示した。

Keyword: 白神山地, 降雨時, 流出負荷量
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.8-9 , 2006

発表番号 企画1-04

Partnership between NIRE and the institutions concerned

Kobayashi_Hiroyasu [National Institute for Rural Engineering]

農村工学研究所における関連する事業実施主体との連携・協力

○小林 宏康 [(独)農業・食品産業技術研究機構 農村工学研究所]

(独)農業工学研究所は、研究成果を行政部局や現場へ還元する一方で、農業工学分野の技術者養成、行政・国際機関・学会等との連携・協力を通じて社会貢献に努めてきた。第1期中期目標期間(H13〜H17)における当所と外部機関との連携・協力の実績を紹介するとともに、第2期中期目標期間(H18〜H22)において産学官の持続的・発展的なパートナーシップの確立に向けた当所の役割と取り組み方針について報告する。

Keyword: 産学官の連携, ,
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.78-79 , 2006

発表番号 企画11-04

Conditions and Problems about Using Water under Greenhouse

komamura-masaharu [Faculty of Regional Environment Science,Tokyo University of Agriculture]
kondo-shinichiro [Faculty of Regional Environment Science,Tokyo University of Agriculture]

ハウスにおける水利用の実態と課題−静岡県三方原用水地区事例−

○駒村 正治 [東京農業大学]
近藤 晋一郎 [東京農業大学]

静岡県三方原用水地区のハウスおよびハウス地帯における水利用の実態を調査した。本地区ではハウス栽培が盛んであり、そのため冬期の使用水量が多く、基準水量の限界まで取水している。この理由としては、基準水量が少ないことと、ハウスでは降雨を利用できず消費水量よりも多量な灌漑を実施していることである。今後の対策としては天竜川からの基準水量の見直し、節水灌漑の実施などが重要である。

Keyword: 畑地灌漑, ハウス, 灌漑水量
GET PDF=06/06S11-04.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.8-9 , 2005

発表番号 企- 1- 4

Mechanism for keeping safety of food and agriculture

Miyamoto_koichi [National Institute for Rural Engineering]

食と農の安全を守る仕組み

○宮本 幸一 [(独)農業工学研究所]

安全な食品を供給していくためには、農場から食卓までの全ての過程における安全の確保に加えて、環境に配慮した持続可能な農業の確立は重要な課題である。さらに、安全な食品を供給しても、消費者に安心感をもって受入れられなければ意味がない。日本学術会議では食と農の安全体系専門委員会を組織し、食と農の安全の現状とこれを守る方策についてシンポジウムを開催した。本報でその概要を紹介し、農業土木との関係に言及する。

Keyword: 安全, 環境保全型農業, 水質
GET PDF=05/05S01-04.pdf



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.114-115 , 2003

発表番号 1-4

Daily Cycle Variations of Dissolved Oxygen in a Closed Water Area with Floating Aquatic Plants

Sachio Sumimoto [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences , Kyushu University]
Akinori Ozaki [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences , Kyushu University]
Ryosuke Muramatsu [Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences , Kyushu University]
Ken Mori [Faculty of Agriculture , Kyushu University]
Eiji Inoue [Faculty of Agriculture , Kyushu University]
Tomokazu Haraguchi [Faculty of Agriculture , Kyushu University]

浮葉性植物のある閉鎖性水域における溶存酸素の日サイクル変動に関する研究

○炭本祥生 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
尾崎彰則 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
村松亮介 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
森健 [九州大学大学院農学研究院]
井上英二 [九州大学大学院農学研究院]
原口智和 [九州大学大学院農学研究院]

本研究では水面の一部が浮葉性植物で覆われた閉鎖性水域において,浮葉性植物が溶存酸素の日サイクル運動に与える影響について現地観測により検討した.今回は熱的擾乱のみが水域に付加された結果,浮葉性植物があるところでは日射による光合成で,浮葉性植物がないところに比べ高いDO濃度を示すこと,浮葉性植物の有無に関わらず,水温およびDO濃度は日中の成層化と夜間の混合層形成の日サイクル運動を行うことがわかった.

Keyword: 閉鎖性水域, 溶存酸素, 浮葉性植物
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.70-71 , 2002

発表番号 1-4

Measurement for coefficient of bends in pipeline

Yoshikazu TANAKA [National Institute for Rural Engineering]
Akie MUKAI [National Institute for Rural Engineering]
Tatsuo NAKA [National Institute for Rural Engineering]

管路の屈折損失係数のの測定

○田中 良和 [農業工学研究所]
向井 章恵 [農業工学研究所]
中 達雄 [農業工学研究所]

 農業用パイプラインの配管では、道路下埋設やポンプ場建設等において屈折管を多用しているため、流れの全損失水頭に占める局所形状損失の割合は小さくない。従来、小口径管路(口径43mm)の模型を使用して計測されていた。そこで、比較的口径の大きい内径204.7mm(呼び径200A)を用いた水理実験によって局所損失係数を計測し、大口径管路への適用性について検討することを目的とした。

Keyword: 管路, 屈折損失係数,
GET PDF=02/0201-04.pdf



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