多良木地区における継続した環境保全活動の効果 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.170-171 , 2015

発表番号 [1-07]

Effect of Continued Environmental Conservation Activities in Taragi

kinoshita takahiro[Kumamoto prefectural Federation of Land Improvement Associations]・kitazawa daisuke[JARUS]・murakami toru[Kuma office Kumamoto Prefecture]・yamashita yusaku[Graduate School of Social and Cultural Sciences Kumamoto University]

多良木地区における継続した環境保全活動の効果

木下 貴裕[熊本県土地改良事業団体連合会]・北澤 大佑[社団法人地域環境資源センター]・村上 徹[熊本県球磨地域振興局]・山下 裕作[熊本大学大学院社会文化科学研究科]

農村の振興を目的とした環境配慮により整備された環境配慮施設では,維持管理をはじめとする環境保全活動が維持されず,環境配慮の効果が発揮されないといった問題も生じている。多良木地区では,小学生を対象とした環境教育を活用した環境保全活動のフィールドとして環境配慮型水路を位置づけ,施設の維持管理をはじめ環境保全に取組んでいる。そこで,当該地区における継続した取組により生じた課題や効果を報告する。

Keyword: 環境教育, 環境保全, 維持管理
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.146-147 , 2014

発表番号 [1-07(P)]

Continuity of hunting activities in Iwate Prefecture

Harashina Koji・Ikeda Hikaru・
[Faculty of Agriculture, Iwate University・Yamagata Prefecture]

岩手県における狩猟活動の継続性に関する現状と課題

原科 幸爾・池田 光
[岩手大学農学部・山形県庁]

岩手県における狩猟活動の継続性に関する現状と課題を明らかにするために,狩猟免許更会場におけるアンケート,および県内全猟友会に対して聞き取り調査を行った。その結果,単独でもグループでも狩猟を行う回答者は,狩猟を楽しいと感じている傾向があり,狩猟継続意思が高いことが分かった。また,放射能汚染によって狩猟者の意欲が低下していることが明らかになったが,狩猟活動自体への影響は現時点では少ないことが分かった。

Keyword: 個体数管理, 狩猟活動, 放射能汚染
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2013

発表番号 [1-07]

Development and industrialization of the small scale dry methane fermentation system for tie stall dairy cattle housing

Yasui Seiichi [Zukosha Co., Ltd.]
Hironaga Kousuke [Zukosha Co., Ltd.]
Kawarabata Masaya [Zukosha Co., Ltd.]
Shioaku Kousuke [Zukosha Co., Ltd.]
Tsutsuki Kiyoshi [Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine]
Kimura Yoshiaki [Hokkaido Central Agricultural Experiment Station]

タイストール飼養の乳牛ふんを対象にした小型乾式メタン発酵システムの開発と事業化

○保井聖一 [ズコーシャ]
廣永行亮 [ズコーシャ]
河原畑正也 [ズコーシャ]
塩飽宏輔 [ズコーシャ]
筒木 潔 [帯広畜産大学]
木村義彰 [道立中央農業試験場]

タイストール飼養牛舎から排出される麦稈混合セミソリッド状ふんを加水なしで直接投入できる小型乾式メタン発酵システムを開発し、その事業化を検討した。高温で発酵させたところ、従来の中温・湿式発酵に比べ2倍以上のバイオガスが発生した。製造した温水および精製ガスを牛舎・住宅に供給する場合、導入コストメリットが示され、投資回収年数10.1年と試算されたことから、本システムは事業化可能性を有していると考えた。

Keyword: 乳牛ふん, 乾式メタン発酵, 再生可能エネルギー
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp., 2012

発表番号 [1-7]

Increase of Expenditure for Disaster Prevention by Extinction of Upstream Villages

HAYASHI_Naoki [Socio-economic Research Center, Central Research Institute of Electric Power Industry]

過疎集落の消滅による防災関連支出の増加

○林 直樹 [電力中央研究所・社会経済研究所]

農村の洪水防止機能などに注目して,集落消滅の影響を試算した。山間農業地域の1集落が消滅すると,洪水防止機能の評価額が16.7万円減少する(年間)。これは防災関連支出(治水ダムの建設費など)が16.7万円増加することを意味する。また,二酸化炭素吸収機能の評価額も126.8万円減少する。集落消滅によって,防災関連支出は増加するが,金額をみるかぎり,現在の予算でも対応できることが示唆された。

Keyword: 土地利用計画, 中山間地域, 多面的機能
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.102-103 , 2011

発表番号 [1-07]

Prototype of Reasonable Water-level logger for Ecosystem Monitoring in Rural Area

Watabe_Keiji [National Institute for Rural Engineering]
Mori_Atsushi [National Institute for Rural Engineering]
Koizumi_Noriyuki [National Institute for Rural Engineering]
Takemura_Takeshi [National Institute for Rural Engineering]

水域生態系調査への導入に向けた低コストな水位ロガーの試作

○渡部 恵司 [農村工学研究所]
森 淳 [農村工学研究所]
小出水 規行 [農村工学研究所]
竹村 武士 [農村工学研究所]

農業水路の多地点における水位の連続観測を想定し,低コストな水位ロガーを試作した.試作したロガーは,絶対圧を電圧に変換して自動記録する.屋外において水位0,10,・・・,100cmの11点で出力電圧を繰り返し測定し,出力電圧による水位の推定式を作成した.大気圧及び温度の補正により0.9cm以下の誤差で水位測定が可能であった.この測定精度は,水位を数cm程度のオーダーで観測する際には,実用の範囲にあると考えられる.

Keyword: 圧力式水位計, モニタリング, 農村生態系
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.120-121 , 2010

発表番号 [1-07]

Coupled Measurements of Soil Moisture and Salinity Using Time Domain Transmissiometry

Ito Naoki [Art, Science and Technology Center for Cooperative Research, Kyushu University]
Mase Atsushi [Art, Science and Technology Center for Cooperative Research, Kyushu University]
Chikushi Jiro [Biotron Institute, Kyushu University]
Ito Yuji [Biotron Institute, Kyushu University]
Miyamoto Hideki [Organization for the Strategic Coordination of Research and Intellectual Property, Meiji university]

時間領域透過法による土壌水分・塩分の同時計測

伊藤 直樹 [九州大学産学連携センター]
間瀬 淳 [九州大学産学連携センター]
筑紫 二郎 [九州大学生物環境調節センター]
伊藤 祐二 [九州大学生物環境調節センター]
○宮本 英揮 [明治大学研究・知財戦略機構]

インパルス型時間領域透過法(TDT)による土壌の体積含水率(θ)および溶液電気伝導度(σw)の同時計測手法を検討するために,両条件の異なる砂を透過したインパルス信号を測定した。TDT波形には凸状のピークが存在し,そのピーク電圧(Vp)はθおよびσwの増加とともに低下した。Vp,θ,σwの相互関係を定式化した結果,TDTにより,θとσwを同時に決定できることが判明した。

Keyword: 時間領域透過法(TDT), インパルス信号, 電気伝導度計測
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.154-155 , 2009

発表番号 [1-7(P)]

Community Business Developed by Agricultural Production Legal Person

FUJINO KAORU [NTC Consultants Co.Ltd]
MASUNAGA_YAHIRO [NTC Consultants Co.Ltd]

株式会社形態の農業生産法人によるコミュニティビジネスの展開 -新潟県E株式会社を事例に-

○藤野 薫 [NTCコンサルタンツ株式会社]
益永 八尋 [NTCコンサルタンツ株式会社]

独居老人世帯が増加し、冠婚葬祭など集落の社会的共同生活の維持が困難な状況に置かれている「限界集落」が急増している。そうした中、N株式会社(東京都)は、新潟県阿賀町の限界集落に農業生産法人E株式会社を立ち上げ、米生産に参入した。E株式会社は、集落の構成員としての貢献を第一に事業展開を進めている。これらの試みは、限界集落を活性化する「コミュニティビジネスの展開」モデルとして位置づけることができる。

Keyword: 農村振興, 中山間地域,
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.148-149 , 2008

発表番号 [1-7]

Introduction of the Asset Management to Irrigation and Drainage Facilities

Osato Koji [Tokyo Univ. of A & T]
Nakazawa Akira [SANYU Consultants Inc.]
Senga Yutaro [Tokyo Univ. of A & T]

農業水利施設へのアセットマネジメントの導入

○大里 耕司 [東京農工大学]
中澤 明 [(株)三祐コンサルタンツ]
千賀 裕太郎 [東京農工大学]

農林水産省が平成7年度に調査した基幹水利施設整備状況の資料によれば,用排水路の総延長は約41,700km,ダム,頭首工,用排水機場等の施設数は約7,000ヵ所に及ぶ。また,農業用水路全体では約40万kmもの資産を有している。しかし,これら農業水利施設の資産価値の評価法として,広く合意を得られた手法は未だ確立されていない。水利施設が資産としての地位を確保するためのアセットマネジメント導入へむけた取り組みを解説する。

Keyword: 農業水利施設, アセットマネジメント, ストックマネジメント
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農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.162-163 , 2007

発表番号 (1-7)

Development of distributed watershed model with soil moisture model considering effects of groundwater drainage

Takeuchi Junichiro [Guraduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Kawachi Toshihiko [Guraduate School of Agricultural Science, Kyoto University]

地下水排水と土壌水分の効果を考慮した分布型地域水循環モデルの開発

○竹内 潤一郎 [京都大学大学院農学研究科]
河地 利彦 [京都大学大学院農学研究科]

滋賀県北西部の今津町を対象とし,気象・地下水観測とモデルによる検証を通じて,地表水,地下水による水循環を明らかにすることを目的とする.本研究では,分布型の地表水タンクモデルと土壌水分モデル,浅層不圧地下水モデルを用いた地域水循環モデルを構築する.また,この地域内には排水路によって地下水排水が行われている低平地が存在するため,その効果を条件付き内部境界条件によってモデル化する.

Keyword: 浅層不圧地下水モデル, 有限体積法, 排水路網
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.120-121 , 2003

発表番号 1-7

Studies on water Environment and Preservation of small ponds in Ishikari Peatlands

Takashi TANAKA [Hakodate college of tech.]
Shin-ichiro WAKAYAMA [Hokkaido Univ. Agri.]
Masao YAZAWA [Hokkaido Univ. Agri.]

石狩泥炭地内小湖沼の水環境と保全に関する研究

○田中 孝 [函館工業高等専門学校]
若山信一郎 [北海道大学大学院農学研究科]
矢沢 正士 [北海道大学大学院農学研究科]

石狩泥炭地内に現存している5湖沼において水質調査(有機汚濁成分・栄養塩類等)を行った。いずれの湖沼も1978年に比較し1998年の水面面積が減少しており、水質では環境基準を上回る汚濁度を示した。灌漑用排水が流入しているが水位変動の少ない湖沼の水質は比較的低位に安定し、水位上昇湖沼では水質濃度変動が認められた。貴重な自然資源である小湖沼群の景観あるいは環境保全は重要であり、用水確保の必要性を示した。

Keyword: 小湖沼, 水質, 水位変動
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農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.76-77 , 2002

発表番号 1-7

Hydraulic Experiment on Depth immediately below Downstream Apron of Head Works.

Kazuhiko Funada [The United Graduate School of Agricultural Sciences,Iwate University ]
Katsuro Maekawa [Faculty of Agriculture, Yamagata University ]
Hiroshi Okubo [Faculty of Agriculture, Yamagata University ]

頭首工エプロン直下流の深みに関する水理基礎実験

○船田 一彦 [岩手大学連合農学研究科]
前川 勝朗 [山形大学農学部]
大久保 博 [山形大学農学部]

 頭首工エプロン直下流に深みを設ける場合の水理的資料を得るための基礎実験を試みた。洗掘部分に固定床用板を挿入し減勢池の規模を調べたところ,露出長L2はおよそ流量Qと洗掘深さSの関係で表された。また,洗掘部分へ流入するフルード数Frを変えて実験を行ったところ,L2はQ,S,Frの関数でおよそ表された。

Keyword: 頭首工, 洗掘, 魚道
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