PITタグを用いたトウキョウダルマガエルの越冬場の把握 (農業農村工学会要旨)



農業農村工学会全国大会講演要旨集 pp.786-787 , 2017

発表番号 [10-39]

Study on overwintering site of Tokyo daruma pond frogs using PIT tags

NODA Kotaro[Utsunomiya University]

PITタグを用いたトウキョウダルマガエルの越冬場の把握

野田 康太朗[宇都宮大学大学院]・中島 直久[東京農工大学大学院連合]・守山 拓弥[宇都宮大学]・森 晃[小山市]・渡部 恵司[農村工学研究部門]・田村 孝浩[宇都宮大学]

東日本に広く分布するトウキョウダルマガエルを対象種として、好適な越冬環境の把握に向けて、まず越冬する土地利用を把握したので報告する。PITタグを用いた調査の結果、越冬する本種を30個体確認した。そのうち28個体は畑地にて越冬しており、さらに多くの個体が水田から畑地へ移動していたことから、畑地が水田より良好な環境であることが示唆され、越冬場所の探索において本手法が有効であることが確かめられた。

Keyword: PITタグ, 越冬,
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